2010年 06月 25日 ( 1 )

ネルの腰巻き   

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ピンポ~ンと呼んでいる
「どちら様ですか?」
「奥様でいらっしゃいますか?布団の◎は◆ですがナントかカントか・・・・」
「ん?」緊張と警戒心が走る

「布団の洗濯を安くしますので如何でしょう」?毎度の台詞
「今回格別な安さで高級羽毛布団をこの地区のお客様に・・・」といつもの台詞

この手のセールスは苦手
「スミマセンが今忙しくてお話を聞く時間がありませんので・・・」ピシャリと戸を閉めた

電話が鳴った
「もしもし・・・お腰が欲しいのですが在庫有りますか?」と男性の声
「亡くなった女房のを長いこと使っていたけど古くなったので新しいのが欲しい」
「新品よりもお古の方が温かみがあって嬉しい」
「色は赤やピンクか花柄が欲しい」
「恥ずかしいけど自分で使います」
「男が気持ち悪いと思うでしょうけど温かくて使い勝手が良いんですよ~」
「此があると気持ちよく眠れて寂しくないんです」
何やら女郎小屋で見たお腰が忘れられないとも言う

「今はシルク製が多いのでネルは殆どありませんよ」と丁重に

電話だからと話を聞いていたらもう80歳を過ぎていると言う
もう少し話をして良いですかと言いながらお喋りを続ける
一風変わったお客さんで笑うに笑えない深刻さを話されていた

今度一緒に旅行しませんかとお誘いが
申し訳ないけどと丁寧にお断りした

変わった人がいるものだね
寂しく過ごしている人がいるんだね
一人は本当に寂しくてと言う言葉に頷いてしまった
by ibakasumi60 | 2010-06-25 17:26 | | Comments(2)