今年もイチジクを沢山食べますよ  

イチジクは美味しいけど大好きと言う訳でもなく義父との思い出に年に一度は食べたくなる果物。
お隣にお裾分けしようとパックに入れました。
今年もイチジクを沢山食べますよ  _c0143772_19165728.jpg

今日はホントに蒸し暑かったね。

午前中出かけた時には黒い雲が出ていつ降られるのかと気がかりだった。
ワイパーをほんの数回回しただけで雨は消えてしまった。
もう少し雨が降ってくれれば庭の水やりも楽できるのにと何ともうらめしや。

お昼過ぎからはあの黒い雲も消えて風が涼しいと思ったのもほんの少しの時間だった。
風も止んで蒸し蒸しと暑いこと暑いこと。
エアコンをドライにしたり自動にしたり涼しくなる方法を探していた。
残暑と言うのでしょうけど明日は又気温がグンと上がるという。
今から嫌だ嫌だなと思います。

出かけた時にまだイチジクをあの農園で買っていないと急に思いついて畑まで遠回り。
お昼前でもうイチジク畑にはいないかなと不安ながら行ってみたら完全武装の奥さんを見っけ。
去年も買い物しているので顔を覚えていてくれた奥さん。
頭には帽子?を被り目だけを出した布で顔を覆い柄物の割烹着を着ている。
帽子のようなものは襟首まで覆うような造りで日除けと日焼け対策になるのだろう。

ポッケに1000円だけ入れて奥さんのもとへ。
一杯おまけしてもらいビニール袋に二つ買いました。
完熟したのが美味しいから入れてねって頼んだけど家に帰って袋から出したら潰れていた。
グッチャリと潰れたイチジクは台所でスプーンですくい立ち食いです。
甘くて美味しかったよ。

日当たりの良い畑で奥さんと世間話をしながら汗を拭く。
お婆ちゃんがお正月に亡くなったのでいつまでイチジク生産できるかと悩んでいた。
お婆ちゃんには紙おむつの交換を一回だけしただけで逝ってしまったと話す。
心筋梗塞で亡くなったお婆ちゃんは救急車で運ばれて一晩で亡くなったとか。

去年はお互いに亡くなった旦那さんの話で慰め合ったのに今年はお婆ちゃんの話。

人って弱いのかな。
脆いのかな。

お婆ちゃんの生き様を聞いてウルッとしてしまった。
人は必ず一度は行くところだと解っていても直ぐに忘れてしまいます。

それでいいのよね。
今を生きているんだから。
一生懸命と言う言葉は当てはまらないような気がする今のお婆です。
by ibakasumi60 | 2016-09-05 19:18 | 食べ物 | Comments(0)
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