忘れないでいたい   

忘れないでいたい   _c0143772_20563752.jpg

忘れられていくのが怖い。

我が家のお盆が過ぎて提灯を又箱に入れ仕舞った。
何時もと違うのは来年まで仕舞う場所が変わったことかな。

今年は二階の押入れに仕舞いました。
大きな箱を持って足元の見えない階段を上るのは怖さも感じる。
何千回・何万回も上って降りている我が家の階段なのに。

一年間二階の押入れで眠りに付くお対の提灯です。
来年が来て「提灯が無い・・・何処に行ったのかしら?」なんてならないように。

亡き人は少しづつ思い出から遠ざかるようだ。
せめて家族ぐらいはシッカリと思い出を抱えて生きて行きたい。
女房としての務めだろうとも思う。
家族として当然だろうとも思う。
こんな風に思うのは古い考えでしょうか。

亡き両親・亡き連れ合いでは想いが少しずつ違うようだ。
共に歩んだ年月がその違いを表すのか良く解らないけど。
思い出すと切なくなるのは皆同じです。

お盆が終わって来月はお彼岸が待っています。
by ibakasumi60 | 2014-08-16 20:54 | Comments(0)
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