なんだ坂・こんな坂   

アカバナエンレイソウ
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キバナエンレイソウ
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なんだ坂・こんな坂。
私の人生にはいくつの坂や峠が有るのだろうか。

振り返ってみるとやはり結婚でこの地に嫁いできたのが大きな峠だったと思っていた。
だけどその後に訪れた主人との別れが最大の大峠に変わってしまった。

父母との別れも辛かったけど親は子より先に逝って当たり前と思う気持ちも有ったものね。
遠くに嫁つぐ時には親の死に目には会えないものと親も子もその時に覚悟していた。
悲しくて寂しくてと思う気持ちは有ったけど覚悟していたせいか崩れることは少なかった気がする。

夫との別れは辛かったね。
恵まれた環境の中で夫婦関係を続けてきて病理検査後の病名告知。
二人とも治れるものと思い手術を受け点滴をして高い薬を飲んできた。

一度も辛いとか痛いという弱音を聞いたことがない強い人だった。
きっと私を不安にさせないための優しさだったのかも知れません。
今思えば一杯弱音を吐いても良かったのにと思うこともあります。
59歳の夫との別れに8年経っても涙が枯れることはないのだ。

今だから思うことが沢山あります。
でも亡夫との関わりに後悔をしたことは有りません。
私の出来る限りの想いを伝えたし手足になって支えたつもりですから。
愛する人を亡くす辛さは経験者でしかわからないことが沢山あると思う。

この先の私の道にはどんな坂や峠が待ち受けているのだろう。
悩むことの多さや考えても知恵のつかない事柄や体の不調だって来るだろう。

その不安を少しでも和らげてくれるのは家族や友人でしょうね。
なんだ坂・こんな坂に直面しても何とか潜り抜ける力と逞しさを発揮できたらいいのにと思います。

おかしいな。
今日は何でこんなことを書いたんだろう。

最近亡夫やお友達の夢をよく見ます。
夢に出てくる人はみな笑顔で楽しそうにしています。
私も笑顔になれ楽しい時間を一緒過ごしているのですが亡夫の笑顔を見るのが嬉しくて。
夢には何か意味が有るのでしょうか。

私の事を心配してくれているのだろうか。
「詰まらないことで悩むんじゃないよ」ってかな。
「自分らしく楽しく過ごすんだよ」って言ってくれているんだろうか。
不器用な生き方しかできない私への応援歌ですか。

これは余りにも勝手な解釈でしょうか。
by ibakasumi60 | 2015-05-24 18:31 | | Comments(0)
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