懐かしくも切ない思い出話    

懐かしくも切ない思い出話    _c0143772_17404318.jpg
懐かしくも切ない思い出話    _c0143772_17414758.jpg

お友達ご夫婦と梅を観に出かけた。
去年はちょうど見頃の梅に出会いカメラの出番も多かった。
今日はもう既に盛りを過ぎ殆どは散っていた。

それでも車いすに乗ったご主人の介助をしながら公園内を一周しました。
脳梗塞の後遺症で右半身が不自由になったご主人。

途中車椅子から降りて4点杖を頼りに一歩ずつ足を出す練習を兼ねて歩く。
不自由な脚はしっかりと地面に足を着けないとすぐにクニャリと曲がってしまう。
足元を気にしながら地面に着ける。
健常者には当たり前の行動なのに10歩ほど歩いて疲れたと一休みする。
5回ほど繰り返した後は心から疲れ切った様子のご主人。

しっかり歩けるようになったらお家に帰れるという言葉を信じてリハビリに励む姿は真剣そのもの。
ホームでも歩く練習を欠かさない頑張り屋さんです。
家族の待つ家は何よりの楽園だと思えばこそ辛いリハビリにも耐えられるのでしょうね。
この先には家族と過ごせる時が待っています。


お彼岸に来れなかったから亡夫のお友達がお焼香に来てくれました。
共通の趣味でいつも話が弾んでいたお友達は半年ぶりで見る顔。
退職後は何だか以前にもましてお腹周りが太鼓腹。

腰が痛いという彼に健康には十分気を付ける様にという。
亡夫の思い出話に懐かしくも切なく何処か空しい気持ちで車を見送りました。
by ibakasumi60 | 2015-03-25 17:43 | | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。



<< 馬鹿だねぇ~ホントにバカです     動物性たんぱく質が不足している... >>